MF
![]() マイコンソフト開発で、こんな場合に有効です
. ・デバッグ効率をアップしたい
. ・高価な ICE が買えない
. ・動作中の状態をモニターしたい
. (RAMを覗きながらデバッグしたい)
. ・動作中に強制的にRAMを書き換えたい
. ・デバッグ開始前にハードのチェックを行いたい
. ・256バイトのダンプ表示だけでなく、コメント付きで表示したい
. ・表示方法で、Hex表示だけでなく、Decimal表示やBinary表示
. も行いたい
. ・ワード扱い(2バイト)のRAMをDecimal表示したい
. ・動作中のRAM内容の変化の履歴をとりたい
. 起動時は下記の画面になります。
. RAMの内容を256バイト表示します。表示の更新はパソコン側の
. 能力にもよりますが、約1秒で256バイトを更新します。
. 表示アドレスの変更は下記の操作で実行します。
. ↑ : 前の256バイト
. ↓ : 次の256バイト
. Page Up : 4Kバイト前の表示
. Page Down : 4Kバイト先の表示
. Jxx : 指定メモリの256バイト表示
. 表示中のままで、画面右側のコマンドが使用できます。
. R : メモリリード 256バイト表示とは無関係に、指定したRAMを表示
. できます(指定アドレスから16バイト固定)
.. W: メモリライト 256バイト表示とは無関係に、指定したRAMを変更
. できます(指定アドレスから最大16バイト)
. S : ビットセット 指定したRAMのビットをセットします
. 例.FFC0hのビット7をセット
. SFFC07
. C : ビットクリア 指定したRAMのビットをクリアします
. 例.FF92hのビット5をクリア
. CFF925
. I : I/Oリード I/Oポートをリード(8ビット単位)します(KC80のみ)
. O : I/Oライト I/Oポートにライト(8ビット単位)します(KC80のみ)
. H : I/Oセット I/Oポートの指定ビットのみセットします(KC80のみ)
. L : I/Oクリア I/Oポートの指定ビットのみクリアします(KC80のみ)
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. Response: FF は I/O操作後に出力したデータです。
. 次に、個別のRAM表示画面を説明します。画面変更はファンクションキー
. にて行います。上記の画面の状態で、F2キーを押下すると下記の画面に
. 変わります。個別画面は、F2からF9まで自由に定義でき、ワンタッチで変
. 更できます。
. 表示個数が少ないほど高速に更新されます。
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. 個別画面の定義は、定義ファイルにあらかじめ登録しておきます。
. 上記画面の場合は、下記の定義ファイル(テキスト形式)にて登録しておき
. ます。
. <定義ファイル>
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. 定義ファイル名は、「MF.DAT」固定です。
. 左辺がファンクションキー名で、右辺が個別定義ファイル名です。
. 「CH」はRS−232Cのチャンネル番号を示します(0〜3)。
. 「BT」はRS−232Cの通信ビット数を指定します(7/8)。7以外の場合は8ビットと見なします。
. PIC16F877のサンプルソースでは8ビットを使用して下さい。
. KC80とH8のサンプルソースでは高速化のため7ビットで作成してあります。
. 「AD」は起動画面での初期表示アドレスを指定します。PICマイコンではRAMアドレスが「0000」
. 番地から始まるので「0000」を指定します。
. 「BL」はワード扱いするデータを「Q」及び「W」コマンドで表示する場合に、RAMアドレスの下位/
. 上位の扱いを入れ替える機能です。
. 「0」の場合は、RAMの若いアドレスが下位の扱いです。(KC80等)
. 「1」の場合は、RAMの若いアドレスが上位の扱いです。(H8等)
. *注意:各行の設定値はスペース等を入れないで下さい。
. 各行の最後にもソペースやTABの入力は入れないで下さい。
. <DATファイル>
. 個別定義ファイル名は、拡張子=DATのテキスト形式のファイルです。
. DATファイルの内容の例は下記のようになります。
. 1,17,DEBUG,FF581,B
. 1,3,制御フラグ,FF001,B
. 1,5,送信ポインタ,FF012,W
. 1,6,送信ポインタ,FF012,Q
. 1,7,送受信バッファ,FF030,H
. 1,8,,FF130,H
. 1,9,,FF235,H
. 1,10,ワークエリア,FF280,H
. 1,11,,FF380,H
. 1,12,,FF485,H
. 1,14,OPコード,FF4DA,H
. 1,16,受信ポインタ,FF571,H
. 1,18,DEBUG,FF802,Q
. H:Hex表示
. D:Decimal表示
. B:Binary表示 Bit7,6,5,4,3,2,1,0 の順です .
. W:Hexのワード表示 .
. Q:Decimalのワード表示
. F10:定義ファイルに登録していないファイルでも直接指定できます。
. F11:指定したRAMの変化の履歴を表示するモードです。
. DATファイルと同じフォーマットのファイルを使用しますが、先頭の
. 1行のみ有効となります。
. 長時間のタイマー動作による変化の履歴をとることが可能です。
. 秒オーダーで変化するRAMを対象としています。
. 高速に変化するRAMには対応できませんので注意が必要です。
. パソコン側の環境にもよりますが、おおむね100ms程度の変化
. は検出可能です。
. (1) メモリファインダー(Win環境のパソコン側ソフト)
. メモリファインダー本体 MF14.EXE
. 定義ファイル MF.DEF
. (2) ターゲット側のソースリスト/オブジェクト
. @KL5C8012版( コムシステム(株)製 COM−2000対応版 )
. サンプルソース T28.ASM
. サンプルHEX T28.HEX
. 表示タイミングをとるために割り込みを使用しています。
. LP(CN3のCL1)と IR0(RA2−2)を接続して下さい。
. 8000番地からの1200バイトが表示用RAMに割り当てて
. ありますので、メモリファインダーを使用して直接表示が可能
. です。
. AKL5C8016版(田中電子(株)製 TC−8016M対応版)
. サンプルソース TC8016.ASM
. サンプルHEX TC8016.HEX
. RS−232Cはチャンネル0に232C用回路を追加して使用
. して下さい。チャンネル0のRTSとCTSは接続する必要があ
. ります。
. BH8/3048F版((株)秋月電子通商製 AKI−H8対応版)
. サンプルソース MFH8.ASM
. サンプルHEX MFH8.MOT
. CPIC16CF877版((株)秋月電子通商製 AKI−PIC対応版)
. サンプルソース P877S.ASM
. サンプルHEX P877S.HEX
. RS−232Cは232C用回路を追加して使用して下さい。
. 注意:KC80版は、アセンブラにPROASM−U(IWASAKI/K.M.C)
. を使用しています。他のアセンブラを御利用の場合はソース
. の一部を変更する必要があります。
. (3) 取り扱い説明書
. MF14.pdf
. Windowsパソコン(CPUは500MHz以上推奨)
. Win95/98/XP
. RS−232Cポートが使用できること
. ターゲットのRS−232C回りとメインルーチンは回っている必要
. があります。
. RS−232CケーブルはMF13.pdf を参考にして製作する必要
. があります。
. 本ソフト使用による責任は一切負えませんので御了承下さい。
. ボードメーカーへのお問い合せは御遠慮下さい。
. 現在、使用期間限定お試し版を無料にて供給しています。
. * COM−2000 はコムシステム株式会社の製品です。
. * TC−8016Mは田中電子株式会社の製品です。
. * AKI−PIC、AKI−H8は株式会社秋月電子通商の製品です。
. サンプル版は、メールにて送付致します。
. お問い合せは、下記までメールをお願い致します。
. 1.MemoryFinder(Win版)の画面構成
. 現行のMF14版はDOSライクな画面になっておりますが、Windowsライクな画面
. のバージョンです。
. またRS−232Cの設定変更が可能になりますので、たとえばパリティの設定等が
. 自由に行えます。
. データファイルのフォーマットが異なりますので、マニュアルをご覧下さい。
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. サンプル版は、メールにて送付致します。
. お問い合せは、下記までメールをお願い致します。
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