MF

メモリファインダー(KC80、H8、PIC版)

マイコンソフト開発で、こんな場合に有効です

.               ・デバッグ効率をアップしたい                       

.               ・高価な ICE が買えない                         

.               ・動作中の状態をモニターしたい                    
.                 (RAMを覗きながらデバッグしたい)

.               ・動作中に強制的にRAMを書き換えたい               

.               ・デバッグ開始前にハードのチェックを行いたい           

.               ・256バイトのダンプ表示だけでなく、コメント付きで表示したい  

.               ・表示方法で、Hex表示だけでなく、Decimal表示やBinary表示 
.                も行いたい                               

.               ・ワード扱い(2バイト)のRAMをDecimal表示したい        

.               ・動作中のRAM内容の変化の履歴をとりたい            

仕様

.               起動時は下記の画面になります。                    
.               RAMの内容を256バイト表示します。表示の更新はパソコン側の 
.               能力にもよりますが、約1秒で256バイトを更新します。      
.               表示アドレスの変更は下記の操作で実行します。           
.                  ↑        : 前の256バイト    
.                  ↓        : 次の256バイト    
.                  Page Up   : 4Kバイト前の表示  
.                  Page Down : 4Kバイト先の表示  
.                  Jxx       : 指定メモリの256バイト表示

.               表示中のままで、画面右側のコマンドが使用できます。        
.               R : メモリリード 256バイト表示とは無関係に、指定したRAMを表示
.                  できます(指定アドレスから16バイト固定)              
..               W: メモリライト  256バイト表示とは無関係に、指定したRAMを変更
.                  できます(指定アドレスから最大16バイト) 
.               S : ビットセット 指定したRAMのビットをセットします          
.                  例.FFC0hのビット7をセット                      
.                   SFFC07                                
.               C : ビットクリア 指定したRAMのビットをクリアします          
.                  例.FF92hのビット5をクリア                      
.                   CFF925                                
.                I : I/Oリード I/Oポートをリード(8ビット単位)します(KC80のみ)
.               O : I/Oライト I/Oポートにライト(8ビット単位)します(KC80のみ)
.               H : I/Oセット I/Oポートの指定ビットのみセットします(KC80のみ)
.               L : I/Oクリア I/Oポートの指定ビットのみクリアします(KC80のみ)


.         Response: FF は I/O操作後に出力したデータです。

.            次に、個別のRAM表示画面を説明します。画面変更はファンクションキー
.            にて行います。上記の画面の状態で、F2キーを押下すると下記の画面に
.            変わります。個別画面は、F2からF9まで自由に定義でき、ワンタッチで変
.            更できます。                                     
.            表示個数が少ないほど高速に更新されます。                 

.             個別画面の定義は、定義ファイルにあらかじめ登録しておきます。     
.             上記画面の場合は、下記の定義ファイル(テキスト形式)にて登録しておき
.             ます。
                                         
.     <定義ファイル>

.       定義ファイル名は、「MF.DAT」固定です。
.       左辺がファンクションキー名で、右辺が個別定義ファイル名です。    

. 「CH」はRS−232Cのチャンネル番号を示します(0〜3)。

. 「BT」はRS−232Cの通信ビット数を指定します(7/8)。7以外の場合は8ビットと見なします。
.           PIC16F877のサンプルソースでは8ビットを使用して下さい。
.           KC80とH8のサンプルソースでは高速化のため7ビットで作成してあります。

. 「AD」は起動画面での初期表示アドレスを指定します。PICマイコンではRAMアドレスが「0000」
. 番地から始まるので「0000」を指定します。

. 「BL」はワード扱いするデータを「Q」及び「W」コマンドで表示する場合に、RAMアドレスの下位/
. 上位の扱いを入れ替える機能です。
.     「0」の場合は、RAMの若いアドレスが下位の扱いです。(KC80等)
.     「1」の場合は、RAMの若いアドレスが上位の扱いです。(H8等)

. *注意:各行の設定値はスペース等を入れないで下さい。
.     各行の最後にもソペースやTABの入力は入れないで下さい。


.      <DATファイル>
 
.       個別定義ファイル名は、拡張子=DATのテキスト形式のファイルです。  
.             DATファイルの内容の例は下記のようになります。
                     
.              1,17,DEBUG,FF581,B
.              1,3,制御フラグ,FF001,B
.              1,5,送信ポインタ,FF012,W
.              1,6,送信ポインタ,FF012,Q
.              1,7,送受信バッファ,FF030,H
.              1,8,,FF130,H
.              1,9,,FF235,H
.              1,10,ワークエリア,FF280,H
.              1,11,,FF380,H
.              1,12,,FF485,H
.              1,14,OPコード,FF4DA,H
.              1,16,受信ポインタ,FF571,H
.              1,18,DEBUG,FF802,Q


.              表示形式には下記の5通りがあります。                    
.              H:Hex表示                                    
.              D:Decimal表示                                 
.              B:Binary表示 Bit7,6,5,4,3,2,1,0 の順です                   .
.              W:Hexのワード表示                                .
.              Q:Decimalのワード表示                            


.              F10:定義ファイルに登録していないファイルでも直接指定できます。 
.              F11:指定したRAMの変化の履歴を表示するモードです。       
.                  DATファイルと同じフォーマットのファイルを使用しますが、先頭の
.                  1行のみ有効となります。                        
.                  長時間のタイマー動作による変化の履歴をとることが可能です。 
.                  秒オーダーで変化するRAMを対象としています。
.                  高速に変化するRAMには対応できませんので注意が必要です。
.                  パソコン側の環境にもよりますが、おおむね100ms程度の変化
.                  は検出可能です。


メモリファインダー提供内容


.                  (1) メモリファインダー(Win環境のパソコン側ソフト)       
.                      メモリファインダー本体 MF14.EXE
.                      定義ファイル       MF.DEF    

.                  (2) ターゲット側のソースリスト/オブジェクト
.                     @KL5C8012版( コムシステム(株)製 COM−2000対応版 )         
.                      サンプルソース    T28.ASM
.                      サンプルHEX     T28.HEX
.                      表示タイミングをとるために割り込みを使用しています。
.                      LP(CN3のCL1)と IR0(RA2−2)を接続して下さい。
.                      8000番地からの1200バイトが表示用RAMに割り当てて
.                      ありますので、メモリファインダーを使用して直接表示が可能
.                      です。
.                     AKL5C8016版(田中電子(株)製 TC−8016M対応版)
.                      サンプルソース    TC8016.ASM
.                      サンプルHEX     TC8016.HEX
.                      RS−232Cはチャンネル0に232C用回路を追加して使用
.                      して下さい。チャンネル0のRTSとCTSは接続する必要があ
.                      ります。
.                     BH8/3048F版((株)秋月電子通商製 AKI−H8対応版)
.                      サンプルソース    MFH8.ASM
.                      サンプルHEX     MFH8.MOT
.                     CPIC16CF877版((株)秋月電子通商製 AKI−PIC対応版)
.                      サンプルソース    P877S.ASM
.                      サンプルHEX     P877S.HEX
.                      RS−232Cは232C用回路を追加して使用して下さい。

.                     注意:KC80版は、アセンブラにPROASM−U(IWASAKI/K.M.C)
.                         を使用しています。他のアセンブラを御利用の場合はソース
.                         の一部を変更する必要があります。

.                  (3) 取り扱い説明書
.                       MF14.pdf


使用環境

.                   Windowsパソコン(CPUは500MHz以上推奨)         
.                   Win95/98/XP
.                   RS−232Cポートが使用できること                 
.                   ターゲットのRS−232C回りとメインルーチンは回っている必要
.                   があります。  
.                   RS−232CケーブルはMF13.pdf を参考にして製作する必要
.                   があります。


注意事項

.                   本ソフト使用による責任は一切負えませんので御了承下さい。

.                   ボードメーカーへのお問い合せは御遠慮下さい。

.                   現在、使用期間限定お試し版を無料にて供給しています。


.                   * COM−2000 はコムシステム株式会社の製品です。
.                   * TC−8016Mは田中電子株式会社の製品です。
.                   * AKI−PIC、AKI−H8は株式会社秋月電子通商の製品です。


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お振り込み先: 三井住友銀行(0009) 浜松町支店(679) 普通預金 0980914
株式会社トップエンジニアリング 




New メモリファインダーWin版
.             1.MemoryFinder(Win版)の画面構成                                     
.               現行のMF14版はDOSライクな画面になっておりますが、Windowsライクな画面
.               のバージョンです。                    
.               またRS−232Cの設定変更が可能になりますので、たとえばパリティの設定等が
.               自由に行えます。
.               データファイルのフォーマットが異なりますので、マニュアルをご覧下さい。



                                    




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